予防接種・健診のご案内 予防接種・健診のご案内
VACCINATION

予防接種・健診のご案内

お子さまが健康に成長するためには、予防接種や定期的な健康診断がとても大切です。
当院では、予防接種スケジュールのご相談から当日の接種、健診まで、安心して受けていただけるようサポートしています。
ご来院前に、下記の内容をご確認ください。

予防接種・乳児健診のご案内

平日の予防接種・健診

平日13:00~15:00は予防接種・健診専用の時間帯となります。
この時間帯では予防接種・健診を受けられる方以外の診療はお受けできませんのでご了承ください。

土曜日の予防接種・健診

土曜日は完全予約制です。診療時間は 13:00~15:30 となります。

乳児健診について

事前にお電話にてご予約をお願いします。

TEL:0977-24-1911

持ち物

  • 母子手帳
  • 乳児一般健診診査受診票(母子手帳別冊にあります)

実施内容

  • 乳児健診(4か月・7か月・10か月など)
  • 身体測定、発達チェック、栄養・発育相談

予防接種について

平日は予約不要で受け付けております。
接種スケジュールや持ち物は、母子手帳をご確認のうえご来院ください。

持ち物

  • 母子手帳
  • 予診票(予診票は受付で事前にお渡ししています。事前記入をお勧めいたします。)
  • 健康保険証・子ども医療証

注意事項

院内感染予防のため予防接種・健診の際に発熱や咳などの体調不良がある場合は受付時にご相談ください。
他の方々とは別の待合室・診察室にて診療させていただきます。

ワクチンについて

お子さまが健康に成長するため接種年齢になったらできるだけ早めにワクチンを受けて、病気にかかる前にしっかりと免疫をつけましょう。

定期接種

※公費負担(無料)のワクチン

BCGワクチン

結核のワクチンです。結核は今でも新しい感染者があり特に大分県は全国でも多いです。ゆっくり進行する大人と違って乳幼児期にかかると急激に重症化するのが問題です。

標準的接種期間 生後5ヶ月~8ヶ月

5種混合

4種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)にヒブワクチンを加えた5種類のワクチンを合わせたものです。とくに百日咳はまだ流行を繰り返しており乳児が感染すると生命にかかわることもあるため、できるだけ早く接種してください。(4種混合は令和7年12月までに接種が終了します)

標準的接種期間 生後2ケ月~7才半未満

ロタウイルスワクチン

ロタウイルスは嘔吐下痢をおこすウイルスですが、乳幼児がかかると脱水や痙攣などをおこすことがあり注意が必要です。ワクチン接種により80%~90%のロタウイルスを予防することができます。ワクチンは2回接種(1価)と3回接種(5価)の2種類がありますが、当院では接種可能年齢が広く、より多い種類のロタウイルスに対応している3回接種のロタテック(5価)を主に接種しています。

標準的接種期間 生後2ケ月~32週

肺炎球菌(プレベナー)ワクチン

肺炎球菌の重症感染症のワクチンです。ワクチンを接種することにより70~90%の肺炎球菌重症感染症を予防することができます。

接種年齢 生後2ヶ月~5才未満

ヒブワクチン

インフルエンザ菌b型(Hib)の重症感染症のワクチンです。このワクチンができるまでは、大分県でも5人/年の重症感染症が出ていましたが、ワクチン開始後はほぼ0になりました。現在5種混合ワクチンに含まれています。4種混合ワクチンを接種してヒブワクチンを規定回数終了していない場合はお問合せ下さい。

接種年齢 生後2ヶ月~5才未満

B型肝炎ワクチン

濃厚な接触をすると感染し、まれに慢性化すると肝硬変やガンの原因になることがあります。ほとんどの国では定期接種となっています。3回の接種が必要です。

標準的接種年齢 生後2ヶ月~1才未満

MRワクチン

麻疹と風疹のワクチンを合わせたものです。麻疹は現在でも命にかかわる病気であり、予防しか対策がありません。風疹も妊娠中のお母さんがかかると高い確率で赤ちゃんに影響を及ぼす病気です。最近では大学進学や就職の際にMRワクチンを2回接種していることが条件になることが多くなりました。かならず2回接種するようにしてください。

接種年齢 〔1期〕1才以上2才未満・〔2期〕小学校就学前1年間

水痘ワクチン

平成26年10月より定期接種になりました。3才以上での接種は任意接種となりますのでお問合せください。

標準的接種年齢 1才~2才

日本脳炎ワクチン

蚊に刺されてかかる病気ですが、九州は日本脳炎ウイルス濃厚感染地区であり、この辺の蚊はほぼウイルスを持っていると思ってください。 かかると命に係わるだけでなく、治っても重い神経学的後遺症を残す可能性が高い病気です。治療法はなく、ワクチン予防しか対策はありません。

標準的接種年齢 〔1期〕生後6ケ月~7才半未満・〔2期〕9才以上13才未満

二種混合

ジフテリア・破傷風のワクチンを合わせたワクチンです。破傷風は土の中にいる菌で小さなケガから感染することが多く、発症すると治療が困難な病気ですが東日本大震災の際も瓦礫のためのケガから破傷風を発症した方が多く出ました。

接種年齢 11才~13才未満

子宮頸がん

毎年1万人以上の女性が子宮頸がんにかかり、3000人の方が無くなっている恐ろしい病気です。ワクチン接種により70%~80%を予防することができます。女性はできるだけこのワクチンを受けることをお勧めします。

標準的接種年齢 小学6年~高校1年

任意接種

※公費負担なし(有料)のワクチン

インフルエンザ

毎年違う型のウイルスが流行するため、毎年ワクチン接種が必要です。

標準的接種期間 10月~11月頃

水痘

以前は1回の接種でしたが、1回だと稀に軽くかかる方があるため最近では3ヶ月以上空けて2回の接種が勧められています。

接種年齢 1才以上

おたふくかぜ

おたふくかぜはかかると数百人に1人まったく耳が聞こえなくなる後遺症を起こすことがありその予防にワクチンは大変有効です。水痘同様、以前は1回でしたが最近は3~5年空けて2回の接種が勧められています。

接種年齢 1才以上

B型肝炎

1才になるまでは定期接種で接種できますが、1才以上の方も成人も含め任意接種として接種可能です。(3回の接種が必要です)

A型肝炎

東南アジアを中心に流行していますが、最近日本でも増加傾向です。まれに重症化することがあり注意が必要です。以前は12才以上しか接種できませんでしたが、最近年齢制限が無くなりました。(3回の接種が必要です)

標準的接種年齢 1才以上

ポリオ

まだ東南アジアを中心にポリオの流行は続いており、日本にも入ってくる可能性がある病気です。以前は飲むタイプの生ワクチンでしたが、現在は注射の不活化ワクチンになりました。このワクチンは4種混合・5種混合に含まれています。(3種混合ワクチンには含まれていませんので別にポリオ単独ワクチンを接種する必要があります)ポリオ単独接種をご希望の方は任意接種となりますので、事前にお問合せをお願いいたします。