知っておくと良い話

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フォローアップミルクについて

フォローアップミルクは、離乳完了後の牛乳代用品で育児用ミルクとは別のものです。
従って、あえてフォローアップミルクに変更する理由はありません。
離乳中は母乳か育児用ミルクの方が好ましいということになります。

もともとフォローアップミルクは、牛乳に似せて作られたという経緯があり、基本的には牛乳と変わりありません。
作るのも育児用ミルクより簡単なため、一般的に育児用ミルクより安価なのはそのためです。
かえって育児用ミルクよりたんぱく質や各種栄養素が多すぎむしろ離乳の妨げになる可能性があります。

栄養学的にも離乳食と同時では、赤ちゃんの栄養所要量を上回っている商品です。
だいたい9ヶ月になるとフォローアップミルクをすすめられますが、離乳がうまく進んでいるようであればあえてフォローアップミルクに変更する必要がないのはこのためです。

また、フォローアップミルクの利点として言われる乳児の肥満予防についても、乳児の肥満の9割は、自然に歩くようになって運動量が増えると良くなります。
反対に離乳がうまくいかずにイオン飲料などを摂取しすぎるようになり、そのために肥満となった場合は味覚が狂ってしまうため肥満の解消が困難になります。

日本では、小児科学会から「フォローアップミルクにする必要はない」との公的な指針もでています。
鉄の含有量も、育児用ミルクとフォローアップミルクでさほど差はないので育児用ミルクを飲んでいるために鉄の不足になることはまずないと考えます。